プロモーション ランディングページ

ランディングページ(LP)の基本的な作り方

最近のWEBプロモーションでは当たり前になってきたランディングページです。

広告担当されている方は「エルピー作りましょう!」なんて場面は良くあると思うんですが、初めて耳にした人や広告プロモーションに携わったことが無い方にとってはなんのこっちゃってなりますよね。

そこで、ランディングページことエルピー(LP)について解説したいと思います。

ランディングページ(LP)とは?

今後のことも考えてきちんと説明しておきます。

ほんらいランディングページとは、自分のサイトでユーザーが最初に訪れた(ランディングした)ページの事を指す言葉です。

GoogleAnalyticsなどを見る人だとランディングページなんて言われると混乱しますよね?

広告プロモーション、SNSから誘引してきて、最初に踏ませるプロモーション用のページなのですが、いろいろな条件説明を省いて業界の先輩方は「ランディングページ(LP)」と呼びますね。

分析側の人のいうランディングページとは違うものと思っていても良いと思います。

LPはなぜ必要なのか?

ランディングページって必要?

さてさて、ホームページもあるし、ECサイトもあるのに、何故わざわざLPが必要になるのか?

疑問に思う人も多いでしょう。

私も最初はそう思ってました。いる??ほんとにいる??って

理由を言いますと

  • サイトは売りたい商品以外のページにも行けてしまう
  • LPは一つのページで一つの商品を売るので、ゴールまで一直線
  • LPでは何度も何度も説得ができる
  • LPでは余計な考えを与えない

といったところでしょうか?

行ってみれば、最近は見ないかもしれないですけど、店頭での実演販売みたいなものです。

お店に入るとたくさんの商品が並んでて、比較検討や予算の調整などを考えてしまいます。

でも、店頭販売では一つの商品の良いところを見せられて、それを買いたくなるように誘導してきますし、買わなきゃならないと思ってしまいますし、他の比較対象を見せません。

「売る」という目的に一直線なわけですね

逆説的に考えると

一つの商品やサービスを「売る」事に一直線になっていないランディングページは必要ないですし、良くないランディングページですね。

速攻で作り直しましょう。

ランディングページ(LP)作るときに考える事

さて、それでは具体的なLP制作の流れの話に入っていきましょう。

といっても、せ~のでデザインを始めてはだめですね。
キチンと工程を踏むことが、売り上げにつながるLPを作るワンポイントです。

大きな流れとしては以下のような感じです

  1. 目的を整理する
  2. ターゲット設定し、訴求、要素を洗い出す
  3. 構造設計→ワイヤーフレームの作成
  4. ライティング
  5. デザイン作成
  6. コーディング
  7. 本番アップロード
  8. 効果測定と改善案

といった感じです。

アップしたら終りってわけではなく、ユーザーが訪問する事で仮説立てた内容と合致しているかときちんと効果測定する必要があります。

GoogleAnalyticsやMicrosoftCralityなどの便利な解析ツールがあるので活用しましょう!

それでは各項目について少々詳しく説明します

目的を整理する

今回制作するランディングページは何のために作るのでしょうか?

  • 商品の購入に繋げる
  • サービス資料のダウンロード
  • ユーザーリストの獲得
  • 予約の申し込み
  • お問合せ

などなど、商品やサービスによっても様々ですが、ユーザーとの接触ポイントをどこに置いて、その次のアクションまで考えられているかが重要ですね。

商品購入の場合は次も買ってもらえるように継続施策が用意されているとか、リスト取得の場合は獲得したリストを活かす次の目的がキチンとあるか。

点の施策にならないように、プロモーション全体を考えた目的を立てましょう

ターゲット設定と要素設計

目的が決まったら、プロモーションの対象が誰かをきちんと把握します。

例えば、10代~20代の女性向けの商品を販売するとしても、競合サービスがいる場合、同じターゲットを狙うのか?それとも避けるのか?

WEB上のメディアだけでも分けることが出来ます。

同じ世代でもTwitterを使う人とYoutubeを使う人ではメディアの目的も普段の行動も傾向が違います。

だから、どこで、何をしている人を狙うか!もっと言えば、買いたいと思う時どのような行動をしているか?などを仮説立てて、ターゲットの設定をします。

その上で、ターゲットに商品やサービスの良さが伝わるよう要素を設計していきます。

構造設計をワイヤーフレームで

要素が出てきたら今度はそれをどう並べるかが重要なんですね!

サイトと違って、一つのページで情報を見せます。

ちゃんと見てもらえるようにストーリーが重要になってくるわけです。

いつも設計をしてて思いますが、この作業は作家の人や作曲家、動画制作のプロデューサーなんかが得意なんじゃなかろうか?と思ったりしますね。

ありがたいことに、僕は曲を書きますので、ストーリーを設計のところは比較的得意なんじゃないかな?って思ったりしてます。

構造が決まったらライティング

ここまで来たらあとは「伝え方」の細かいところになってきます。

会社や商品のブランドイメージもありますから、ライティングのテイストなどは事前に決めておく必要があるでしょう。

一方で、Z世代などは文章をあまり読まないというところがありますの、文字は画像の補足程度の内容にというのもあります。

文章は誰でも書けることですが、その商品を良く知っている人がラフで書いたのライターに治してもらうのか、伝えたい内容をコピーライターに渡して書いてもらうのかというのが一番良いと思います。

デザイン制作

ターゲット設定はここでも活躍しますね。

今まで作ってきた設計書(ワイヤーフレーム)を元に、デザイン制作を進めます。

  • メインカラーはどうするか?
  • サブカラーはどうするか?
  • ファーストビューで何を一番に伝えるか?
  • 視線の誘導をどうするか?
  • UI/UXをどのように設計するか?

細かいところまで書き出したらキリがありませんね。

ディレクションをされる側の人であれば、言ってることが伝わりやすいデザイナーさんを見つけるのが一番おすすめです。

初稿が全くピンとこないデザイナーさんもいて、そんな感じの人と進めると完了まで行きません。

自分も納得しないし、お客様も期限を気にして妥協したりします。

結果、コンバージョンにつながらない…

デザインは直接売り上げにつながるので、とても重要です。予算があるなら高いデザイナーでも優秀な方を選ぶのがおすすめです。

コーディング

htmlやcss、Javascriptなどブラウザで表示できる言語でデザインを反映していきます。

見た目的には同じでも、それぞれの要素がキチンとコーディングされていない場合もあります。

つまり、全部画像でやってしまうというやつですね。

もちろんブラウザで見ると同じように見えますけども、後からの変更を考えたり、Google側のロボットの評価を考えると、フルコーディングされていることが望ましいです。

LPでも検索で引っ掛かることがありますからね。

きちんとしたコーダーにお願いするようにしましょう。

本番アップロード

コーディングが終わったら、テストサーバーで動作を確認します。

規模が大きめのサーバーを持ってる会社さんだったら、ステージング環境なども用意されてると思うので、オンラインでブラウザで見た時の見た目や動きにおかしなところが無いかをチェックします。

チェックが問題なければ、公開日を設定して本番へアップロード!広告配信などの施策を実行しましょう!

効果測定と改善

WEBが当たり前の時代になって、世の中の動きも早くなっています。

春には上手くいっていた施策が、夏には全然うまくいかなくなり、1年後には忘れられているなんてザラにあります。

流入経路やCVポイントも逐一変容していきます。

なので、実施した施策のデータ分析を行い、「今のタイミング」に合った施策は何か?とつねに科学し続けることが売り上げの継続と向上の秘訣だと思っています。

それが出来ないクライアントさんは売上が伸びないところが多いですね。

微増でも重ねると数年後には大きな成長になってます。逆に微増しているのを見逃しているところは横棒のままか右肩下がりになってますね(経験上)

なので、細かい変動にも気付けるように分析をすることをお勧めいたします。

まとめ

ランディングページ(LP)を作り方について解説してきました。

今回は大枠の流れを紹介しましたが、企画設計の段階やデザインの段階、開発や分析の段階それぞれでもっと深く考える必要があります。

今回のポイントを踏まえれば、やたらめったら掘り下げるわけではなく、「このポイントを掘り下げよう!」という考え方も生まれると思いますので、参考にしていただければ幸です。

ではでは

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